ブランド戦略を考える

いま日本では、ブランドを立ち上げる会社が増えてきています。アパレル業界や化粧品業界において、独自の新商品をもって参入し、自社にしかない付加価値をもって顧客獲得に向けて死力を尽くしています。しかし、古参企業の商品に満足しているユーザーを、新規参入の企業がさらっていくのはなかなか簡単なことではありません。成功のためにはまず、効果的な正しいブランド戦略を考えましょう。
まずは、自分たちの銘柄のイメージを決めましょう。
例えば、化粧品業界に新しい化粧水をもって参入したとします。そこそこ人気が出て、定期購入していただける顧客もついてきました。さらに事業を拡大していくには、やはり第二第三の新商品が必要です。しかしこの新商品で、最初に出した化粧品と全く違うイメージの商品を出してしまうと、会社のイメージがぶれてしまいます。何かしらの統一された価値観というものを持っていないと、1つ目の商品に共感していたユーザーも、2つ目の商品は買ってくれない可能性も高くなります。
企業銘柄のイメージというのは、商品自体にも多大な影響を与えます。
例えば、50代や60代向けの化粧品を作り続けてきた、落ち着いたイメージの化粧品メーカーが、新商品として10代向けのラメ入りアイラッシュを発売したとします。50代60代の方はラメ入りのアイラッシュなんて使わないので、きっと買ってはくれないでしょう。10代の人は、商品を気に入れば買ってくれはするでしょうが、それまで培ってきた企業としてのイメージやアドバンテージは働かず、ムダになってしまいます。武器と鳴る企業イメージを有効に働かすためには、いままでのように、企業製品に理解を示してくれていたユーザーに気に入ってもらえるような商品を出すべきです。つまり、商品ラインナップには一貫した価値観が必要なのです。
それは例えば顧客ターゲットです。ターゲットを明確に絞り、50~60代に向けた商品づくりを一貫して続けていくことで、このメーカーは50~60代のためのメーカーであり、その年令の人たちからの信頼や人気を得るきっかけとなるのです。
また、取り扱い店舗も選ばなくてはなりません。商品を売ってくれる店舗も商品に合ったところにしないと、悪い印象を与えかねないのです。例えば、高級化粧品路線でイメージ戦略をたてていたのに、安売りのイメージが強いディスカウントショップやドラッグストアで販売してしまったのでは、せっかくの戦略も台無しです。

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